自動車のブレーキ

もはや現代人にとって欠かせない移動手段となった自動車にも、酸化マグネシウムは使われています。具体的にいえばブレーキに用いられており、私たちの安全に大きく関わってくるパーツを、酸化マグネシウムが支えてくれているのです。

電融酸化マグネシウムと絶縁体

酸化マグネシウムのなかでも、電融酸化マグネシウムと呼ばれるものがあります。化学的安定性、耐湿性及び電気絶縁性に優れている特徴から、電融酸化マグネシウムは多くの絶縁体に用いられ、自動車においてはブレーキ機能を支える重大な役割をしているというわけです。

電融酸化マグネシウムの特徴

日本で初めて電融酸化マグネシウムの工業化に成功したのは、1960年頃です。以降、さまざまな有識者たちによって電融操作、高温焼成、粉体コントロール技術のノウハウが積み重ねられてきました。一般に、水酸化マグネシウムを高温焼成することで得られる酸化マグネシウムのことを重焼酸化マグネシウムといいます。これは、結晶粒子が大きく、安定性に優れた酸化マグネシウムです。電融酸化マグネシウムは、電融技術によって成長させた大型結晶を粉砕して製造しているため、重焼酸化マグネシウムよりもさらに、化学的安定性、耐湿性及び電気絶縁性に優れています。

CONTENTS